一本目

久しぶりに、ブログ的なものに戻ってきた。
前に書いていたのは、自分にとっての不遇の時期だった。やり場のないような思いもあり、それを吐き出すように書いた。それ以外にも、色々と発信したいことがあった。その時々の心を慰めた音楽や小説のことを書いた。
いつしか、その時期を越えて、文章を書かなくなった。
以前のように、吐き出したいものもなくなった。音楽や小説は、今でも触れてはいるが、その当時ほどの強度で刺激されることは少ない。
忙しいこともあり、時間をとって、文章を書くこともなくなった。唯一続いている紙の日記も、二ヶ月に一回ほどしか書いていない。

このところ、自分の生活がかなり落ち着いてきた。忙しいのは忙しい。仕事は繁忙期に入ってしまったし、結婚式の準備もしなければならない。
ただ、気分的な部分で落ち着いた。
もう、自分はここに足をつけてやっていく。そのことをはっきりと認識した。目の前のことは、大変だけれど、ひとつひとつ片付ければいいという状態になった。

そういう生活の中で、少しずつ何かを書くという気力もわいてきた。続けることができたら、と思っている。